有人ソーラー飛空機による最長飛行を計画:

アフリカへのフライトを目指すソーラー・インパルス

公式パートナーとして、バイエル マテリアルサイエンスが専門技術とノウハウを提供

ドイツ レバクーゼン、2012年5月24日  – 革新的なソーラー飛行機「ソーラー・インパルス」は、これまでで最長となるスイスからアフリカへのフライトを計画している。この飛行機は、バイエルの専門技術、高機能ポリマー素材、省エネに貢献する軽量素材を使用している。バイエル マテリアルサイエンスは、昼夜を通して燃料なしで世界周回飛行を目指す、スイスが取り組んでいる時代を先取りした本プロジェクトのオフィシャルパートナーである。

ピレネー山脈と地中海を越えてモロッコに至る、2,500 km、48時間におよぶ今回のテスト飛行は、2011年に成功した、スイスからフランスとベルギーへの最初の国際フライトを含むテスト飛行に続くものとなる。

今回のプロジェクトの発案者であるベルトラント・ピカール氏とアンドレ・ボルシュベルク氏が、途中スペインのマドリード近くに一時寄港し操縦を交代しながら飛行する計画を立てている。

モロッコへの飛行とスペインの一時寄港は、国際空港との協力関係を築くことや、ソーラー・インパルスの飛行を通常の航空運行パターンに組み入れること、そしてメンテナンス関連の物流管理などの面で、プロジェクト責任者の一層の経験の蓄積に役立つことになる。

この飛行は、モロッコのワルザザート地区における、これまでで最大規模の太陽光発電プラント建設作業の開始と同じタイミングとなった。着陸後のピカール氏とボルシュベルク氏を迎え入れるモロッコ太陽エネルギー庁(MASEN)は、2020年までに最低2,000 MWの出力を目標としているモロッコ・ソーラー統合計画を主導している。

ソーラー・インパルスの共同創立者でありCEOのボルシュベルク氏は、ヨーロッパ以外の目的地で最初となるモロッコへの着陸を心待ちにしており「今回の飛行は、距離と飛行時間の点で私たちが自ら設定した目標に完全に合致するものです。太陽光エネルギーだけでここまで長い距離を飛ぶことは、2014年に計画している世界一周飛行に対する素晴らしい予行演習になるでしょう」と述べている。

レバクーゼンに本社を置くバイエル マテリアルサイエンス社は、2010年にスイス・ソーラー・インパルス・プロジェクトの公式パートナーになった。それ以来、レバクーゼン、ドルマーゲン、クレーフェルト・ユルディンゲンの同社研究所にて、20人以上の研究員が、構造の軽量化やエネルギー効率を求めるアイデアについて研究を行ってきた。飛行機の操縦室の一部、翼とモーター・ゴンドラ等は、バイエルの素材がソリューションをもたらした一例である。バイエル マテリアルサイエンス社のCEOであるパトリック・トーマスは、このプロジェクトはバイエルのミッションステートメント「より良い暮らしのためのサイエンス」を反映するものと考えている。トーマスは「ソーラー・インパルスは、特に軽量素材の分野において大きなチャレンジです。革新的な素材の使用を通じて、私たちはエネルギー効率や『クリーンな』エネルギーのためのソリューションを見出すことを支援できるでしょう」と述べた。

モロッコは、2020年までに5基のソーラー・コンプレクスの建設を計画中であり、これは合計2,000 MWを発電し、その期間中370万トンのCO2排出を抑制することができる。ワルザザート地区の太陽熱発電所はこのソーラー・コンプレクスの一部で、2015年までに合計500 MWを発電する様々なソーラー施設を含んでいる。

「私たちはこの先進的なプロジェクトのビジョンを心から賞賛します。これは、私たちがソーラー・インパルスで促進するクリーン・テクノロジー が日常の暮らしにも一定の役割を果たすことを明確に示すものです」とソーラー・インパルスの発案者で社長でもあるピカール氏は述べている。

バイエル マテリアルサイエンス株式会社
2012年6月4日、東京
Bayer MaterialScience Ltd.

バイエル マテリアルサイエンス社について
バイエル マテリアルサイエンス社は、2011年売上高が108億ユーロ(継続事業)で、世界最大のポリマー製造企業の1社です。主たる活動分野は、ハイテクポリマー素材の生産、および日常生活の多くの分野で使用されている製品の革新的ソリューションの開発です。主要な顧客は、自動車、電気/電子、建設、スポーツ・レジャーの各産業です。バイエル マテリアルサイエンス社は2011年末現在、世界中の30拠点に生産施設があり、社員数は14,800人です。バイエル マテリアルサイエンス社は、バイエルグループの一員です。

将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
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