コベストロ、社内スタートアップ募集で優勝チームに資金援助

100万ユーロのアイデアに大きな関心

  • 社内から約600件の事業アイデアが集合
  • 6チームが最終選考へ
  • 優勝チームに起業資金として100万ユーロ超の援助と最大1年間の休職を提供
ドイツ・レバクーゼン、2017年11月3日-コベストロで最も優れた事業アイデアを発掘して出資する社内スタートアップ支援のコンペティション「スタートアップ・チャレンジ」が開催され、大きな反響を呼んでいます。世界各国のコベストロ社員から約600件の事業アイデアの応募があり、その中の上位6チームが来年の最終選考に向けて、現在、準備を進めています。コベストロのスタートアップ・チャレンジは、16,000人弱の優秀な社員の起業家精神・パイオニア精神を高めることが目的です。

最も優れた事業アイデアは、2018年2月の取締役会で決定されます。優勝チームのメンバーには、まさにスタートアップ企業のようにアイデアを実行出来るよう、100万ユーロを超える起業資金が提供され、さらに通常業務から最大12か月間離れることが許可されます。

パイオニア精神を高める

「スタートアップ・チャレンジにより、コベストロは革新的かつ持続可能な企業としてさらに注目度を高めることになります。なぜなら、前例のない優勝特典を提示し、一般的なアイデア・コンペティションの限界を超えているからです。最も優れた事業アイデアを現実の条件下で可能な限り早く育てることが目標です。私たちは従来の研究・開発を超えることがイノベーションだと考えています。これは社員一人ひとりに関わることです。また、革新的な事業アイデアを効率的に実行に移せる人は、将来的にも新たなアイデアをスピーディーに進歩させることができるでしょう」とイノーべーション、セールス、マーケティング担当役員のマーカス・スタイレマンは述べました。

二酸化炭素を利用する事業アイデア

多国籍のチームから寄せられた6つの事業アイデアが最終選考に残っています。この6つのアイデアは、社員によるオンライン投票や専門家パネルにより選ばれました。アイデアの中には、高品質な製品の原材料としてオフガスCO2を利用して石油を節約する新たな可能性も提案されています。具体的には、CO2を使った高い生分解性を有する持続可能性に優れた洗剤の提供です。このアイデアを提案したチームは、現在、複数の最先端の研究パートナーと提携しています。

この他に、化学産業全体のブレークスルーとなる、再生可能エネルギーとCO2を原料とした工業用混合ガスの持続可能な生成も新たな可能性として提案されています。また、さまざまな産業に付加価値を与えるプラスチック廃棄物の再利用や、人工知能を使った効率的なデザイン・コンサルティングに関するアイデアも優勝候補に挙がっています。