ドイツの学生たちが新しいソーラーカーを披露

太陽エネルギーでエンジン全開

・ オーストラリアで開催される世界最高峰のカーレースに向けて学生自らが開発
・ コベストロの革新的な素材を使用

ドイツ・レバクーゼン、2019年7月23日-

アーヘン(ドイツ)で学生チームが太陽エネルギーだけで走行するレースカーの新モデルを披露しました。アーヘン工科大学とアーヘン応用科学大学の45人の学生は、超軽量高速マシンの改良に2年間取り組んできました。「コベストロSonnenwagen」チームは、2019年10月にオーストラリアで開催される世界一過酷なソーラーカーレースとされる「ワールド・ソーラー・チャレンジ 2019」に参戦します。このソーラーカーには、メインスポンサーであるコベストロの革新的な素材が多く搭載されています。

「私たちは、再びオーストラリアでアメリカ、オランダ、ベルギーなど世界の有力チームに挑むことに期待を膨らませています」とSonnenwagenチームの初代代表であるMarkus Eckstein氏は述べました。チームは、2017年に「ワールド・ソーラー・チャレンジ」で初めて「最優秀新人賞」に輝き、昨年はベルギーで開催された「ヨーロピアン・ソーラー・チャレンジ」に先代マシンで参戦し3位入賞しました。今年のレースに向けて学生たちの準備は整っています。

アーヘン工科大学で開かれた除幕式にはノルトライン=ヴェストファーレン州首相のArmin Laschet氏が出席しました。「このソーラーカーは“ノルトライン=ヴェストファーレン(NRW)州生まれ”のeモビリティ製品であると同時に、科学技術およびビジネス拠点としてのNRW州の実力を示しています。『Sonnenwagenアーヘン』が唯一のドイツチームとして、オーストラリアを走破するゼロエミッションレースで世界の強豪チームと競い合うことは、NRW州の進取の気性を表します。eモビリティのパイオニアを目指して、私たちはモビリティシフトの流れに乗らなければなりません」とLaschet氏は述べました。

未来のモビリティのための素材

 「Sonnenwagenは、未来のモビリティにおける革新的かつ持続可能な素材の可能性を実証する優れた事例です。未来のモビリティを実現する過程で、特にドライブトレインに関しては技術のオープン化が決定的に重要です。そしてここアーヘンで、若者が何かを生み出すために前向きに協力し合っていることは実に素晴らしいことです」とコベストロCEOのマーカス・スタイレマンは述べました。

スタイレマンはNRW州首相のLaschet氏、アーヘン工科大学学長のUlrich Rüdiger氏、アーヘン応用科学大学学長のMarcus Baumann氏と共に除幕式に出席しました。「本学の学生が知識を活かし、情熱をもってこのエキサイティングなプロジェクトに貢献していることを誇りに思います。学生たちが素晴らしい経験を積み、本学のイノベーションの力を発揮してくれることを期待します」とアーヘン工科大学学長のRüdiger氏は挨拶しました。

「学生たちが学部の垣根を越えて、またアーヘン工科大学の学生と力を合わせて、資源節約のための持続可能で革新的なアイデアを豊富に出し合い、実現への道筋をつけていることを非常に嬉しく思います」とアーヘン応用科学大学学長のBaumann氏は強調しました。

軽く、そして速く

世界に挑む学生たちのチームは、200kgを切る車体軽量化と時速140kgを超える最高速度を見事に達成しました。新型マシンは主にヘッドランプ、ハンドル、エンジン、塗装にコベストロの高品質プラスチックと塗料原料を使用しています。

ワールド・ソーラー・チャレンジは、1987年から2年に一度開催されており、2019年は10月13日から20日まで開催されます。世界中のチームがそれぞれ手作りの自動車で、一滴もガソリンを使用せずにオーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまでの3,000 kmのレースで速さを競います。