コベストロ、「スタートアップ・チャレンジ」の新ラウンドを立ち上げ

社内のアイデアから新規事業を創出

・ サーキュラー・エコノミー(循環経済)に関する6件のアイデア
・ 第1回スタートアップ・チャレンジ優勝チームのベンチャーは継続中

ドイツ・レバクーゼン、2019年6月26日-

コベストロの2019年「スタートアップ・チャレンジ」は、いよいよクライマックスを迎えようとしています。現在、グローバルで募集した新規事業のアイデアは上位6件が選定されており、各チームは最終選考に向けて準備をしています。優勝者は、10月にデュッセルドルフで開催されるK 2019(国際プラスチック・ゴム産業展)で選出される予定です。コベストロは、スタートアップ・チャレンジを通じて、約17,000人の社員の創造性を高め、起業家精神を向上、そして2019年で最も素晴らしい事業アイデアを発掘することを目指しています。その後、提案チームにはそのアイデアを実現し、市場へ投入する準備が整っているかを試す機会が与えられます。そのために、優勝チームには最長1年間の専念期間が与えられ、社内ベンチャーを立ち上げるための開業資金として最高100万ユーロが支給されます。

サーキュラー・エコノミー(循環経済)を重視

2019年の最終選考に進んだ6チームのアイデアは、サーキュラー・エコノミーのさらなる発展と強化にポイントを置いています。コベストロCEOのマーカス・スタイレマンは、「最終選考に進んだ6チームのアイデアは、いずれもサーキュラー・エコノミー拡大を推進する大きな可能性を秘めています。このコンテストは、すべての社員に優れたアイデアをできるだけ迅速に市場に投入し、それを本物のイノベーションへと変換することを勧めているのです」と述べています。

事業アイデアのひとつに、プラスチック廃棄物を利用して発電するというものがあります。これは、海洋プラスチック汚染の対策であると同時に、発展途上国の多くの人々が電力を利用できるようにするアイデアです。

また、清潔な飲料水と安全な衛生施設を提供する持続可能な方法についても研究されています。この研究では、革新的なポリウレタン技術を用いて水汚染を阻止することが考えられています。その他のアイデアは、リサイクル可能な輸送用梱包材や、CO2を主成分とすることでより分解しやすく、より持続可能な洗浄剤など、資源効率をテーマとして扱っています。

第1回コンテストから生まれた社内ベンチャー

第1回の「スタートアップ・チャレンジ」の優勝チームは、そのアイデアを実現するために必要な体制とリソースを既に確保しています。優勝した「ゴー・クリア」プロジェクトは、塗料・接着剤・スペシャリティーズ事業の研究部門とは切り離された社内ベンチャーとなります。その目的は、清潔で安全、そして効率性の高い自動車用塗装の新技術を開発し、関連するプロセスの時間を短縮することによって、塗装工場での時間と費用を削減することです。

「独立して仕事をするというのは、非常に大きなチャンスです。『ゴー・クリア』では、最初のアイデアから最終商品に至るまで、そしてうまくいけば事業が初めて収益を生み出すまで、プロジェクト全体に携わることができます。それは素晴らしいことだと思います」と「ゴー・クリア」の発案者の一人で、このベンチャーの責任者に就任したマーク・シュライバーは述べています。「ゴー・クリア」は現時点では技術開発段階で、究極の目標達成に向けてさまざまな原料と生産工程の試験を行っています。2019年末には、パイロットカスタマーによる技術試験を実施する予定です。