超軽量飛行機が史上初のミッションに臨む:

ソーラー・インパルス、アメリカを横断-燃料は太陽光

バイエルの素材とノウハウがソーラー・インパルス・プロジェクトをサポート

レバークーゼン、2013年3月28日-バイエル マテリアルサイエンスの素材を使用した超軽量飛行機ソーラー・インパルスが、太陽光エネルギーのみを動力源としてアメリカ合衆国を横断するという新たなテスト飛行を直前に控えています。太平洋から大西洋に到るまでの飛行はこれまでで最長で、今年の5月から複数の段階に分けて展開される予定です。これは2015年に予定されている究極のミッション「化石燃料を全く使用せずに世界を一周する最初の有人飛行機となること」に向けた重要なステップとなります。

このビジョンを実現するために、バイエル マテリアルサイエンスはソーラー・インパルス・プロジェクトの共同創立者であるスイスのベルトラント・ピカール氏とアンドレ・ボルシュベルク氏と緊密な協力関係を築いています。「ソーラー・インパルス・プロジェクトによって私たちはまさに当社のミッションステートメントである『バイエル:よりよい暮らしのためのサイエンス』を実践しています。私たちは将来に向けてよりエネルギー効率の高い輸送手段の開発を進めているのです」とドイツ・バイエル マテリアルサイエンス社CEOのパトリック・トーマスは述べています。

幅広い先端材料を提供

バイエル マテリアルサイエンスはソーラー・インパルスに高性能製品とソリューションを提供しています。飛行機の翼端、モーター・ゴンドラおよびキャビンにはポリウレタン硬質フォームが使用され、キャビンの窓にはポリカーボネートフィルムが使用されています。さらに、バイエル マテリアルサイエンスが製造する原材料をベースとした接着剤と塗料が複数の場所に使用されています。ソーラー・インパルスに使われている製品は他の市場や業界にも採用されており、自動車の軽量化、ビルや建築物の断熱、そして家庭用電化製品の熱管理などに貢献しています。

「先駆的なソーラー・インパルスのミッションは、バイエルのイノベーションが社会のニーズにいかに貢献することができるか実証するのに理想的なプラットフォームです。バイエル マテリアルサイエンスは自社素材の新しいソリューションと用途を開発し、それらが最も困難な条件で機能することを証明してきました。そして、ソーラー・インパルスのように、クリーン・テクノロジーを採用しながらエネルギー消費を低減するための技術開発を今後も続けていきます」と、ドイツ・バイエル マテリアルサイエンス社持続可能性分野を統括するリチャード・ノースコートは述べています。

これまでで最長距離を飛行

今回予定されているソーラー・インパルスの飛行は、太平洋岸のサンフランシスコを出発してフェニックス、ダラス、ワシントンを経由し、大西洋岸のニューヨークシティに到達するもので、これまでで最も長距離のミッションとなります。日中は機体表面の12,000の太陽電池が4つの電気モーターに電力を供給すると同時に、リチウムポリマー電池に充電することによって、太陽光エネルギーだけで夜間も飛行することを可能にします。

現在、2015年の世界一周飛行に使用される2機目の飛行機を製造中です。世界一周する2機目は現在のものよりさらに軽量化が求められます。バイエル マテリアルサイエンスは、キャビンに使用するための極めて高性能な新しい断熱材を開発するなど、さらなるイノベーションによってソーラー・インパルスの軽量化に貢献します。

 

バイエル マテリアルサイエンス株式会社
2013年4月5日、東京
Bayer MaterialScience Ltd.

 

日本のバイエルについて
日本においてバイエルは、発売以来すでに100年以上経過している解熱・鎮痛剤「アスピリン」を開発した会社として知られている。日本のバイエルは、ヘルスケア分野から農薬関連、さらに先端素材の分野まで、人々の健康や暮らし、産業に関わる社会の幅広い領域で付加価値の高い製品やサービスを提供している。日本のバイエル全体の売上は2,349億1,100万円(2012年)で、従業員数は3,320名。

バイエル マテリアルサイエンス社について
バイエル マテリアルサイエンス社は、2012年売上高が115億ユーロ(継続事業)で、世界最大のポリマー製造企業の1社です。主たる活動分野は、ハイテクポリマー素材の生産、および日常生活の多くの分野で使用されている製品の革新的ソリューションの開発です。主要な顧客は、自動車、電気/電子、建設、スポーツ・レジャーの各産業です。バイエル マテリアルサイエンス社は2012年末現在、世界中の30拠点に生産施設があり、社員数は14,500人です。バイエル マテリアルサイエンス社は、バイエルグループの一員です。

将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
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